① ビオトープ計画
近年、地域の生態系ネットワークの拠点や身近な自然との触れ合いの場として、各地でビオトープの整備が行われています。
その一方で、ビオトープを整備したものの、水質の悪化など維持管理上の問題が生じているケースや、ビオトープへの安易な動植物の植栽や移入によって、地域個体群の遺伝子撹乱や移入種の増加などの新たな問題を引き起こすケースも見られます。
その地域に適したビオトープづくりを目指し、計画の立案、整備後の追跡調査、整備方針の検討などの支援を行います。
調整池を利用した水辺ビオトープ | 工場敷地内のビオトープ |
主な実績
・工場内ビオトープにおける生態系調査・整備方針の検討(民間製造会社)
・放棄水田を活用したビオトープ整備の計画・追跡調査(民間開発会社)
・ヒメボタルの生息を目指したビオトープ整備の計画・追跡調査(民間建設会社)
② 環境学習支援
環境学習は、子供たちが身近な自然と触れ合うことのできる重要な機会です。しかしながら、指導員の確保、教材や道具の準備、安全対策の面から、学校やNPO団体単独での実施が困難な場合があります。
一方で、環境保全活動に積極的な企業では、企業CSR活動の一環として、地元の小中学校に対して環境学習の支援を行っています。
太陽機構は、これらの企業やNPO団体と協力し、自然科学的な側面から環境学習の支援(指導員派遣、教材作成等)を行います。また、これらの概要をとりまとめ、企業CSR活動としてのPRを支援します。
小学生による川のいきもの調査 | 採取したいきものの観察 |
主な実績
・小中学校生による身近な生き物調査結果「生き物マップ」作成(名古屋市)
・市民による湿地植生調査補助(環境保全NPO団体)
・環境学習「川のいきもの調査」補助(民間製造会社)